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2009年12月14日月曜日

からだの可能性

朝礼仲間のおくちゃんが主催したセミナーに
参加くださった理学療法士さんの言葉。



『患者さん自身で「よくなろう」と思っていただくこと、
セルフコンディショニングの意識が大切だと感じている。』



ワタナベも同感です。



そのために、私たちPTにできること・・・・・・。


それは、自分のからだに希望を持ってもらうことなのではないか?
それが、セルフコンディショニングにつながるのではないか?


そう思います。





私たち理学療法士にとって、リハビリの過程は、
『できないことができるようになる過程』です。


でも、それは患者さんの視点に立つと、
『出来てたことが出来なくなったことを確認する過程』
でもあると思います。



私たちはまだ、
当り前にできてたことが急に出来なくなった経験を持ちません。



だから、よくわからないんです。
ある日突然、思いのままに動かなくなったからだを抱える
本当の気持ちが・・・・。



ワタナベはマラソン選手でした。
でも、故障をしたり、心が折れたりして、
思うように走れなくなりました。
なので、マラソン選手を辞めました。



脳卒中で片まひになった患者さんは、
思うようにからだを動かすことができなくなります。
だからと言って人生をやめるわけにはいきません。



そんな人たちに、私たちができること・・・・・。



それは、からだの可能性を見出し、
今のからだに希望をもってもらうこと。


そう、ワタナベは考えます。



私たち人間は、脳が未成熟のまま生まれてきます。
生まれてから、自分のからだを使って動くことで
脳を発達させていきます。


そうやって、一つ一つ、運動を学習していきます。


そう、
歩けるようになる前、
話せるようになる前の私たちの脳は
その機能を持ち合わせていません。


歩けるようになる。
話せるようになる。
遺伝子に組み込まれたステップを踏んで
脳を発達させ、運動を身につけていきます。



だったら、その過程をやり直せばいい。
もともと、脳は未成熟のまま生まれてきたのだから
どこかの機能が損傷してても、
また、未成熟の段階からやりなおしたらいい。


そうしたらきっと。
今のからだが一番動きやすい動き方を
ヒトは学習するはず・・・・。




ヒトのからだはそれくらい、
可能性に満ちたものだと、
ワタナベは信じて疑わないのです。



だって、私たちは、何億年もかけて、私たちのからだを
創り上げてきたのだから・・・・。

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