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2010年8月27日金曜日

トップアスリートの指導者は気づいていること

私が宗監督からトレーナーオファーをいただいたのが3年前



そのとき、猛さんが言ってました。



『最近の選手は小さいころからスポーツをやってるから、運動の力は高い。
でも、それを本当に発揮できるカラダがないんだ。』


と・・・・。



スポーツ少年団などの普及により、子どもたちがスポーツに触れる機会は
増えてきています。


逆を言うと、スポーツでしかカラダを動かす機会がない。


よって、子どもたちは、カラダが出来上がる前にスポーツを始めることになります。



スポーツでカラダが創れるのか????


答えは『NO』です。



カラダを創るためには、全身をいろんな使い方をすることが必要です。



たとえば、山などの不整地を走り回る。
不整地を走り回る刺激は、靱帯を強くする効果があります。


たとえば、高い所によじ登る
自分のからだを高い所に引き上げるということは体幹をバランスよくトレーニングします。


そうやっていろんな運動を経験することで、しっかりとしたカラダが出来上がります。


そのカラダにスポーツの技術を乗せていけば、
自分の能力をしっかりと発揮できる選手になります。



トップアスリートの指導者はみんな気づいているんです。



子どもたちが遊びの中で身につけてきた身体能力がいかに大切か?




【スポーツ】=【運動】 ではありません。



まず、大切なのは、【スポーツ】ではなく、【運動】




子どもたちが本気でトップを目指したとき、
しっかりと自分の能力を引き出せる
そんなカラダを創っておくこと


それが子どもたちに関わる指導者に一番大切なことだと思います。

2010年8月3日火曜日

インターハイを終えて

2010 ちゅら海総体が終わりました。








都城工業は残念ながら3回戦敗退。


優勝は、山口県代表の宇部商業。


全員が2年生のチームで全国制覇しました。








宇部商業の藤田先生と、都城工業の鍋倉先生は


もう20年来の友達です。








これは昨日のアップの風景。








ワタナベ、トレーナーになって10年。


お二人からたくさんのことを教えていただきました。








本気で日本一を目指しているから


時には厳しい指導もします。





本気で選手の可能性を信じているから


少々のことではあきらめません。








思えば、ワタナベのトレーナーとしての10年間は


二人の先生の





「渡辺先生、この選手にこんなプレーをさせたいんだけど・・・・」


「渡辺先生、こいつがもう少しこんなことができると勝てるんだけど・・・・」


「渡辺先生、あと10センチ飛ぶにはどうしたらいい?」


「渡辺先生、この選手の股関節が・・・・あの選手の肩甲骨が・・・・」








先生方の飽くなき探求心・向上心にこたえるために


先生方と一緒に選手の可能性を信じて必死で考えてきた・・・・。








その経験が、トレーナーワタナベのすべてです。








今、皆様にお伝えしているトレーニングの数々も


そんなやり取りの中から生まれてきました。








2009年、春高で都城工業が優勝


2010年、インターハイで宇部商業が優勝








先生方と築き上げてきたものは間違っていなかったと


大きな自信をいただきました。








ありがとう!!





選手たち。








藤田先生


鍋倉先生


二人の【夢】は


全国大会のセンターコートで決勝戦を戦うこと。








二人の先生の【夢】のお手伝いをすることが


ワタナベの恩返しかな?