私たちは自分のカラダをいったいどのくらい知っているのでしょう?
自分のカラダは自分が一番わかっている。
そう思いがちですが、果たして本当にそうでしょうか?
私は仕事柄多くのお年寄りに出会います。
その中には膝が変形してしまっている方、
腰が曲がってしまっている方などなど
さまざまな身体の不都合を生じている方がいます。
そんな方に、
『いつから腰が曲がった?』
『いつごろから膝が曲がった?』
そう聞いても、
『気がついたら・・・』
という答えがほとんどです。
今の状態に気づいていればいいほうで、
人によっては指摘されて始めて
『ホンとだ!曲がっている!!』
ということも多々あります。
介護予防の重要性が叫ばれる昨今。
本当の介護予防は若いころから自分のカラダに
目を向けることからスタートすべきなのかもしれません。
今の自分のカラダは
これまでの自分の生活の積み重ねでできています。
どんな仕事をしてきたか?
どんな生活習慣で生きてきたか?
何を食べ
何を感じ
何を考え
その結果が今のカラダです。
その今のカラダを認識し、
これからのカラダを自ら作っていく。
介護予防はそんな身体に対する文化を
中心軸に展開することが大切だと思います。
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