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2010年5月19日水曜日

未来へのアプローチ




昨日は、ACT体育倶楽部の体験会。



幼児3名
小学生10名くらい・・・の参加者と楽しい時間をすごしました。



ワタナベ、子どもの動きを見ているのが好きです。
残念ながら、TAKUちゃんほど、子どもたちに溶け込めませんが・・・・


必死に動き回る子どもを見ているのが好きです。



はい。
もちろん、ここは職業病。



『あ~。。この子はもっと体幹が安定すると動きが良くなるな?』

『お…こいつなかなかやるな!』

『あ。。。お座りをリング座位に誘導して股関節の動きを出すと面白いな。』

『もう少し、足趾がさんかしてくれたらいいのに・・・』


などなど。


頭の中でぶつくさ言いながら見てしまいます。(笑)




教室の後、気付いたことをお母さんたちに伝えてみました。




『え、、なにしたらいいですか?』

『早速今日からやります!!』

『うちの子はどうですか????』





子どものからだに興味のない母親はいません。




全体として感じたこと・・・・。




■頑張れ体幹トレーニング!



 小学生は一日の大半を学校の机の前で過ごします。

 よくよく考えてみると、45分×4~6

 うちのカズゴンもそうですが、参観日に行くと残念な姿勢で座ってます。

 大切なのは、体幹のトレーニング。

 だからといって、昔のように30センチ物差しを背中に入れる!はナンセンス。

 楽しく遊びながら・・・・が重要です。
 


 
【準備するもの
   
   ●ストレッチポールハーフカットもしくはエンビパイプなど
       ⇒硬度があって円形のものがベスト。なければ硬いものなら何でもOK

   ●風船およびつぶれたペットボトル。


【トレーニング方法】

   ①ハーフカットなどの上に坐骨をのせて座ります。

   ②つむじを天井に向け

   ③背中を鉛直方向に伸ばします

   ④上に伸びることを意識しながら風船及びつぶれたペットボトルを膨らまします。



子どもの体幹のトレーニングに腹筋や背筋のトレーニングは必要ありません。
坐骨で座って、しっかり息を吐く。
これで十分!



呼吸は最高の体幹のトレーニング。




是非、子どもたちと一緒にやってみてください。



ちなみに、
お父さん、お母さんのおなかにも効果的!




私たち大人が子どもにしてあげられること・・・・。




それは、彼らがどんなことにチャレンジしようと思っても
それができるからだを作ってあげておくこと。



未来へのアプローチです。






2010年5月11日火曜日

姿勢の変化




写真左は1年前のカズマくん。
写真右は今のカズマくん。



この一年で、
【子どもの姿勢】から
【大人の姿勢】へと変わりました。




写真左、去年のカズマくんは、
腰椎前弯で翼状肩甲気味です。


これは、10歳未満の子どもの姿勢の特徴。


子どもは、


●内臓が収まりきるだけの大きな腹腔内容がないこと
●腹筋が弱いこと
●骨盤が小さいこと


などの理由により、腰椎前弯が増強されます。


これ、当たり前です。


なので、子どもの姿勢をみて、

『腰椎前弯がつよすぎる!』

とあわてないでください。


一年前のカズマくんの身長が145センチ
今のカズマくんは156センチ
1年間でやく10センチ背が伸びました。


そうやって、
【子どものカラダ】から
【大人のカラダ】へと進化していきます。


子どものカラダのころ、カズマくんには

■よじ登る
■バランスをとる

という遊びをたくさんさせてました。


とくに、バランスに関しては、一本歯の下駄で走り回ったり
バランスボールに立ったり
ストレッチポールの上で上段蹴りをしたり。。。。


その目的は、足部の中心に重心が落ちること です。


腰椎前弯してても、重心がしっかりと安定したところに落ちていれば
身体は上手に使えます。


おかげで、こんなことも出来るようになりました。





一本歯の下駄で、ジャンプシュート!


カズマ曰く。
一本歯の下駄でジャンプするほうが空中でのフォームが
安定するそうです。



なぜか????


はい。
一本歯の下駄だと、重心の真下で地面を押すことでジャンプします。
なので、地面からの力がまっすぐ身体に伝わります。
よって、バランス良ジャンプできる。


効率のいい力の伝達を自然に覚えているようです。



成長期の子どもたちの身体は、刻一刻と変化します。
たった1年でこんなに違います。



そんな子どもたちだからこそ、その成長状態にあった
身体の使い方、トレーニングの方法があります。



ちなみにカズマくん。
ここからの課題はスタビライゼーションです。


これからは、手足が重くなってきます。
その重たい手足をしっかり支える体幹の安定性が重要です。


大人の身体に進化中の今、姿勢の安定が課題です。



さ、トレーニング、トレーニング。。。。




追伸

子どもの身体機能改善メソッド  というテーマで
コーチングクリニック連載中です。

2010年5月9日日曜日

成功とは・・・・。

九州大会。


結果は、3位。


鹿児島商業に2-1で完敗。


結局、成功って、失敗の軌道修正。



この大会は、インターハイ県予選前の
チーム及び個人の課題を見つけ、
5月末からはじまるインターハイ県予選に向けて
再度軌道修正する試合です。



都工バレー部の課題・・・。


よくも、悪くも、エースやすくんの出来が大きく関与します。


夏のインターハイ本戦までに、
もう一回り、体力と技術を磨くこと・・・。

試合終了後、やすくんの見つけた課題です。



『もっと余裕を持ってチームを引っ張るためには・・・・』


やすくんの自問と、問題解決は続きます。



でも、きっと8月。


彼のほしい未来を創造するために、今、なにをやるか?
それが重要だということを彼は知ってます。



さ。。。。


彼の課題克服のために、専門家としてアドバイスします。



成功は、失敗の軌道修正の積み重ねだから・・・・。



負けは勝ちの元です。

2010年5月8日土曜日

九州大会

都工バレー部の九州大会に帯同してます。




春高以来、久しぶりの大会帯同です。




今日は、3試合。


1試合目 vs 佐賀学園
2試合目 vs 東福岡
3試合目 vs 西原高校


3月の春高のときは、エースの打ち合いで、25点目が取れませんでした。
その結果、逆転負け。

最後は、エースのスタミナ切れでした。



そのエースのやすくん。
今大会は違います。


初戦からペース配分を意識してました。
ゲーム間も1人で集中し
ゲーム中もタイムのたびにからだを冷やして筋温を下げ、
3試合フルに戦えるコンディショニングを意識してました。


特に2試合目の東福岡戦は、終ってみれば20-25 21-25と
圧勝だったのですが・・・・。

戦っている選手も
見ている私たちも

気の抜けない試合のなか

エースのやすくんはよく頑張りました。



やすくんだけではありません。

しゅんぺいくんも、1試合目で悪かったところをきっちりと修正し
2試合目は大活躍。


しゅんぺいくんがいるからやすくんのプレーが生きます。



久日ぶりに帯同した試合で
スポーツの素晴らしさを改めて感じました。



スポーツは人を育てます。

やすくんは、春高で自分のスタミナ切れで負けたことを知ってます。
だから、この大会は、最後まできっちりと戦えるようにペース配分に
気を使ってます。

選手はバレーボールを通して


◆自分で考え、問題を解決する力
◆人とかかわり人と協力する力
◆自分のほしい未来を自らの手で創造する力


を見に付けます。


やすくんも、スタミナ切れで負けた春高を学びに
ペース配分の仕方
休憩時間の過ごし方
そしてなにより、ここまでの練習で
筋力・体力ともに負けないように頑張ってきました。


そうやって、自分の課題を克服し
チームメイトと協力して
【優勝】という自分のほしい未来を、
自らの力でつかむため
真剣に戦ってます。


スポーツから得るものは、
単に勝ち負けの喜びや悔しさだけでなく、
単にからだを動かす楽しさだけでなく


自らを成長させる、原理原則が学べるのだと
彼らが改めて教えてくれました。



戦うことから逃げないで
真剣に向き合って
そこから得るものはたくさんある。。。。


君たちが迷わず自分の可能性に挑み続けられるよう
私は全力でサポートします。