久日ぶりにたくさん本をよんでます。
【幸福の方程式】
~新しい消費のカタチを探る~
山田昌弘 + 電通チームハピネス 著
ディスカヴァー
この本は、『幸せ』と『消費』を結びつけた画期的な本です。
第二次世界大戦後、右肩上がりを続けてきた日本経済も
今、ゼロ成長経済。
100年に一度といわれる、世界的な大不況の時代。
人々の消費行動も様変わりを見せています。
1960年kら1980年ごろまでは、豊かな家庭生活をつくるという『家族消費の時代』 で、豊かな家族に必要なものをそろえていくこと=幸せ という物語を みんなが追いかけていました。
私の記憶にもかすかに残っています。
白黒テレビからカラーテレビに我が家のテレビが変わったとき、家族みんなで お祝いをしたこと。
家を立て、車や電気製品、家財道具をそろえる。
それが、幸せの形で、みんなそれを求めていました。
1982年以降、バブル突入とともに『ブランド消費の時代』へと移行します。
商品自体に個別の物語をつくり、その物語を買う。
実際、このころから、TVも電話も家族のものではなく、個人のものへと移行 し始めます。
そして、バブルが崩壊し、経済もゼロ成長の今、人々はいったい何に消費 するのか????
新しい消費の物語は
①自分を極めるという物語
②社会に貢献するという物語
③人間関係の中にある物語
なのだそうです。
それって、なんとなく、体験として腑に落ちませんか????
でね、どの時代の消費も、結局、品物ではなく、『幸せの物語』 に消費している。
その 『幸せの物語』 をひも解いてみると、5つの要素に分解できます。
①自尊心
②承認
③時間密度:充実感みたいなもの
④裁量の自由:自由になる時間
⑤手ごたえ感覚:適切な難易度の課題
家族消費時代、電化製品は、自尊心を満たし、それにより、周りに承認された気になる ことができる品物でした。
また、それは、時間を節約したり、自由な時間を増やしたり、そして、それを買うことに ちょっとだけ努力が要る。
幸せの5つの要素を埋めてくれるものでした。
でも、今、それは、生まれたときから当たり前にあるもので、幸せの5つの要素をうめてくれる 対象ではなくなりました。
新しい消費の物語は
■時間密度
①現在の行動にいかに夢中になれているか?
②その行動が未来の自分の夢や目標としかkりと結びついて、機会費用を感じずに
すんでいるか?
■手ごたえ感覚
①課題の解決に達成感がある。
②課題にやりがいを感じている。
自分の人生に課題をもっているか?
過大に向かって努力し、その努力が報われる感覚があるか?
手ごたえ実感を得られているとき、人は、人生に迷いがなく、夢や目標をしっかりと持つこと ができます。そして、夢や目標に向かって努力するエネルギーにあふれてきます。
明日することがはっきりと決まっていて、それが自分の人生の夢や目標にしっかりとつながって いるとき、その人はいつも人生に前向きで、周りの人が見ても幸せそうに見えます。
■自尊心
①自分に誇りを持ち、他人を喜ばせる心のゆとりがある。
②自分の発言や行動に意味を感じる。
自分が生きている幸福の物語を自分で肯定できるか否か?
同じ状況におかれても、その状況を肯定的に捉えられるか否か?
重要なのは、自分の人生の経験の積み重ねの中で、自分を肯定し、自分を好きになれる ように努力して『自尊心』を高めていきます。
自分を認めてもらうためには他人が必要です。
独りよがりの自己愛ではなく、他人の中にいる自分を好きになれる人が幸せな人です。
『自尊心』は、自分の幸福の物語を自分で自信を持って生きることができるという幸福を 与えてくれる鍵となります。
■承認
①他人から評価され、他人に対して影響力を持てる。
②組織や仲間のなかに、自分の居場所がある。
他人から尊敬され、大切な人としてある変われることを『承認』といいます。
自分が尊敬している人から認められること。自分が仲間になりたい人、自分が思いを寄せる 人からの承認が重要です。
承認は、自分を受け入れる原動力となります。
■裁量の自由
①自分が好きなことが自分の好きなときに出来る自由があること。
②内発的動機がある。
いいかれれば、自分のことは自分で決定する権限を持っていること。
この5つの幸せの要素を
①自分を極めるという物語
②社会に貢献するという物語
③人間関係の中にある物語
のなかに求めるのだそうです。
ん・・・・・。
ここで、よ~く、私たちJCCAが今、やっていることを考えてみましょう・
JCCAの提供するセミナーは
①の自分を高めるという物語を満たしてくれます。
JCCAのミッションは
②の社会に貢献するという物語を満たします。
JCCAの朝礼は
③の人間関係の中にある物語を満たしています。
あれれ・・・・。
このことをはじめからわかっていて、動いているとは思えないけど、
私たちが今、やっていること、やろうとしていることは、
新しい消費の物語に乗っ取って、幸せの5つの要素を満たすことができる ・・・。
まさに、時代の自然な流れに沿った活動ってこと?????
と、【幸福の方程式】 を読んで、JCCAが急激に発展する意味がわかった気がした
ワタナベでした。
~新しい消費のカタチを探る~
山田昌弘 + 電通チームハピネス 著
ディスカヴァー
この本は、『幸せ』と『消費』を結びつけた画期的な本です。
第二次世界大戦後、右肩上がりを続けてきた日本経済も
今、ゼロ成長経済。
100年に一度といわれる、世界的な大不況の時代。
人々の消費行動も様変わりを見せています。
1960年kら1980年ごろまでは、豊かな家庭生活をつくるという『家族消費の時代』 で、豊かな家族に必要なものをそろえていくこと=幸せ という物語を みんなが追いかけていました。
私の記憶にもかすかに残っています。
白黒テレビからカラーテレビに我が家のテレビが変わったとき、家族みんなで お祝いをしたこと。
家を立て、車や電気製品、家財道具をそろえる。
それが、幸せの形で、みんなそれを求めていました。
1982年以降、バブル突入とともに『ブランド消費の時代』へと移行します。
商品自体に個別の物語をつくり、その物語を買う。
実際、このころから、TVも電話も家族のものではなく、個人のものへと移行 し始めます。
そして、バブルが崩壊し、経済もゼロ成長の今、人々はいったい何に消費 するのか????
新しい消費の物語は
①自分を極めるという物語
②社会に貢献するという物語
③人間関係の中にある物語
なのだそうです。
それって、なんとなく、体験として腑に落ちませんか????
でね、どの時代の消費も、結局、品物ではなく、『幸せの物語』 に消費している。
その 『幸せの物語』 をひも解いてみると、5つの要素に分解できます。
①自尊心
②承認
③時間密度:充実感みたいなもの
④裁量の自由:自由になる時間
⑤手ごたえ感覚:適切な難易度の課題
家族消費時代、電化製品は、自尊心を満たし、それにより、周りに承認された気になる ことができる品物でした。
また、それは、時間を節約したり、自由な時間を増やしたり、そして、それを買うことに ちょっとだけ努力が要る。
幸せの5つの要素を埋めてくれるものでした。
でも、今、それは、生まれたときから当たり前にあるもので、幸せの5つの要素をうめてくれる 対象ではなくなりました。
新しい消費の物語は
■時間密度
①現在の行動にいかに夢中になれているか?
②その行動が未来の自分の夢や目標としかkりと結びついて、機会費用を感じずに
すんでいるか?
■手ごたえ感覚
①課題の解決に達成感がある。
②課題にやりがいを感じている。
自分の人生に課題をもっているか?
過大に向かって努力し、その努力が報われる感覚があるか?
手ごたえ実感を得られているとき、人は、人生に迷いがなく、夢や目標をしっかりと持つこと ができます。そして、夢や目標に向かって努力するエネルギーにあふれてきます。
明日することがはっきりと決まっていて、それが自分の人生の夢や目標にしっかりとつながって いるとき、その人はいつも人生に前向きで、周りの人が見ても幸せそうに見えます。
■自尊心
①自分に誇りを持ち、他人を喜ばせる心のゆとりがある。
②自分の発言や行動に意味を感じる。
自分が生きている幸福の物語を自分で肯定できるか否か?
同じ状況におかれても、その状況を肯定的に捉えられるか否か?
重要なのは、自分の人生の経験の積み重ねの中で、自分を肯定し、自分を好きになれる ように努力して『自尊心』を高めていきます。
自分を認めてもらうためには他人が必要です。
独りよがりの自己愛ではなく、他人の中にいる自分を好きになれる人が幸せな人です。
『自尊心』は、自分の幸福の物語を自分で自信を持って生きることができるという幸福を 与えてくれる鍵となります。
■承認
①他人から評価され、他人に対して影響力を持てる。
②組織や仲間のなかに、自分の居場所がある。
他人から尊敬され、大切な人としてある変われることを『承認』といいます。
自分が尊敬している人から認められること。自分が仲間になりたい人、自分が思いを寄せる 人からの承認が重要です。
承認は、自分を受け入れる原動力となります。
■裁量の自由
①自分が好きなことが自分の好きなときに出来る自由があること。
②内発的動機がある。
いいかれれば、自分のことは自分で決定する権限を持っていること。
この5つの幸せの要素を
①自分を極めるという物語
②社会に貢献するという物語
③人間関係の中にある物語
のなかに求めるのだそうです。
ん・・・・・。
ここで、よ~く、私たちJCCAが今、やっていることを考えてみましょう・
JCCAの提供するセミナーは
①の自分を高めるという物語を満たしてくれます。
JCCAのミッションは
②の社会に貢献するという物語を満たします。
JCCAの朝礼は
③の人間関係の中にある物語を満たしています。
あれれ・・・・。
このことをはじめからわかっていて、動いているとは思えないけど、
私たちが今、やっていること、やろうとしていることは、
新しい消費の物語に乗っ取って、幸せの5つの要素を満たすことができる ・・・。
まさに、時代の自然な流れに沿った活動ってこと?????
と、【幸福の方程式】 を読んで、JCCAが急激に発展する意味がわかった気がした
ワタナベでした。
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