先日、サーフィン初体験したワタナベ・・・・。
サーフィンに必要な身体要素を因数分解してみました。
といっても、ワタナベに分かるのは、
ひたすら繰り返した、【パドリング】だけなんですけどね???笑。
■胸椎の伸展
水泳のクロールと違い、パドリングは背中を反らせ、ボードの鼻先をすこしだけ
浮かせる必要があります。
このとき重要になるのが、僧帽筋下部繊維と広背筋・菱形筋。
脊柱起立筋を使ってからだを反らすのかな?とも思ったのですが、
安定してパドリングするためには、僧帽筋下部繊維と菱形筋で肩甲骨を引き下げて
その力を使って胸を反らす。
上位胸椎を進展させるといい感じです。
このとき重要なのが、骨盤の固定・・・・そこに広背筋が関与します。
■骨盤の固定
胸椎を伸展させる際、支持面となるのが、骨盤帯を中心とする下部体幹。
この安定性には、アウターユニットが活躍します。
骨盤帯を含む、下部体幹を安定させるには、殿筋群と広背筋による体幹の安定化
が必須です。
しかりとローアーコア・下部体幹を安定させることで、胸椎の伸展が十分に行えます。
■多裂筋・腹斜筋群を中心とするインナーユニットの安定化
パドリングには意外と強い力が必要なので、アウターユニットをしっかり働かせて
下部体幹を固定することが重要です。
その際、インナーユニットが安定していないと、無駄な腰椎の伸展や骨盤の不安定
軸のずれが生じます。
まずは、多裂筋がしっかり働き、背骨を安定させる。
次に腹横筋・腹斜筋のはたらきにより、骨盤と胸郭を安定させる。
そして、骨盤定筋群のはたらきで骨盤輪、骨盤の形を整える。
そうすると、安定したパドリングができるようです。
ここで、想定される、サーファーの腰痛の原因。
◆胸椎の伸展が不十分で腰椎まで伸展させてしまう。
◆多裂筋の背骨一つ一つを安定させる機能が低下していて、背骨が安定していない。
◆アウターユニットが固定ではなく、脊柱の進展に働いている。
などが考えられます。
ということは、パドリングには
●胸椎の柔軟性
●インナーユニットの活性化
●背中の筋群の筋力強化
が必要になると思われます。
ワタナベ、まだまだ、【波に乗る】 は体得していないので、その他の要素はわかりません。
今度は、波に乗って、ボードに立つまでの必要要素を因数分解してみます。
以上、サーファーのためのコアコンディショニング講座でした。
4 件のコメント:
お久しぶりです。たまたまブログにたどり着いてびっくりしました。こんなにPCを使いこなしているなんて!
やっと我が家もネット環境が整いまして、ブログへの初投稿です。これでいいのか不安ですが・・・
SPアクティブも面白い展開になってますね。ぜひ体験させてください。できれば今月の勉強会に参加できればと思います。新たな気付きが得られればと思います。宮崎を盛り上げていきたいですね。
お~。。。
椋ちん。
姫はおおきくなった?
なにやら、溺愛って噂だに~。ニヤ~。
うん、来て来て、勉強会。
そんでもって、手伝って・・・。
今後さ、いろいろおもしろいこと考えているんだけど、ワタナベの脳みそだけでは追いつかん。
椋ちんの知恵と知識をおかしくだされ~。
また、昔の定時後みたいな楽しいディスカッションがしたいです。
はじめまして、横浜在住の佐藤と申します。
3ヶ月ほど前にコアコンディショニングに出会いBIRの講習を受けました。
30年近くサーフィンを続けているのですが、こうした視点でのサーフィンの捉え方をはじめて目にしたような気がします。
発育発達と運動機能の獲得、とくにバランス感覚(サーフィン)との関係に興味があります。
いろいろなスポーツ(運動)へのコアコンディショニングアプローチ、楽しみにしています。
PS/5年前からS.U.P.(スタンドアップパドルボード)というのをやっています。
大きなサーフボードの上に立ってパドルで漕いで
水の上を進むというシンプルなニュースポーツです。
海外では多くのアスリート達がクロストレーニングとして
活用していると聞いています。
機会があればぜひ一度トライしてみてください、感想のブログ待ってます。
佐藤さん
コメント、ありがとうございます。
サーフィン歴30年の佐藤さんにとってはきっと頭で考えることではなく、からだが知っていることなんでしょうね?
S.U.P.(スタンドアップパドルボード)・・・
宮崎でも体験できるかな?
調べてみます。
佐藤さんもご自分のため、そして大切な人のためにコアコンディショニングを活用してくださいね?
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