トレーニングメニュー希望のみなさまへ

コーチングクリニック連載中のトレーニングメニューをご希望の方は
http://www.be-ing.net/contact/のお問い合わせフォーム
から
【トレーニング希望】と明記の上、 ご請求下さい。
おってこちらからトレーニングプリントをお送りします。


2009年10月20日火曜日

くつのはなし

先日の、裸足の話の続きというわけではないのだけれど
今日、たまたま、猛さん(旭化成監督)と靴の話をしたので・・・・。



私がマラソンらんなー時代、アシックスの三村さんという
靴職人の方にマラソンシューズを作ってもらっていました。


この方、宗兄弟や瀬古さんなど往年のらんなーから、
高橋尚子選手や野口みずき選手など、金メダリスト
そして、イチローの靴も創っている、日本屈指の靴職人です。


初めて、足型をとってもらった時、


『おまえ、何センチの靴履いてるんだ、あしたから25㎝の靴をはけ!』


そう言われたのを覚えています。



当時、ワタナベは、23.5㎝の靴を履いていました。
でも、足型を測定してもらうと、右が24.6、左が24.8


はい、全然足に合っていない靴を、
指を曲げて無理やり履いていたようです。



もちろん、そのことに、気づいてはいません。
23.5の靴が当たり前だと思っていました。



最初、すごく走りにくくって、
靴の中で足が滑る感じがしました。
それもそのはず、
今まで、靴の中で縮こまっていた私の指は全く機能せず、
地面をつかむという動きが出来ていませんでした。


でも、徐々に指が機能しはじめ、
靴の中で足が滑る感覚は無くなりました。


そう、靴の中でも、私たちの指は、地面をしっかりとつかむ機能を
持ち合わせているのです。




でも、最近の選手は、小さめの靴を履きたがります。
裸足にしてみると、指が全く使えていません。


なので、小さめの靴でないと、
靴の中で足が滑ってしまうのです。


そして、小さな靴により、
足部のアーチが機能せず、
足部の小さなトラブルが多く発生します。


私たちが直立で移動する際、地球に唯一触れるのが足底。


その測定機能をしっかり使って
地球にしっかり立つことが
すべてのスポーツの原点にあるとおもいます。

0 件のコメント: