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2009年6月15日月曜日

ディープスマート

『ディープスマート』

という言葉を知りました。



『個人の直接の経験に立脚し、暗黙の知恵に基づく洞察を生み出し、
その人の信念と社会的影響により形作られる強力な専門知識で
数ある知識の中でもっとも深い知恵』

だそうです。


その、ディープスマート を共有することが
その集団の成長を加速させる・・・。


というわけで、ディープスマートの共有にチャレンジ!です。



ワタナベは立場上、現場でご活躍の運動指導者の方から
現場での疑問・質問を受けることが多々あります。

そんな現場の先生方とのやり取りを了承を得て一部公開。



中学校の校長先生・体育の先生から聞いた話。



「気をつけ」で立った時に踵がくっつかない。

「踵をつけて」といっても自分のことだと思ってない。

「足を見てごらん」と云われて、足元を見て、

初めて踵がついてないことがわかる。





授業をしていて感じるのは、生徒が自分のカラダが

どうなっているのかを感じる力が低い?弱い?こと。

踵だけじゃなく、肩関節屈曲して、

肘が曲がっていることがわからないなどなど。



なおみちゃんの発発ネタに出てくる90歳のおばあちゃんの話あるよね。

高齢者は姿勢の変化により、背骨周りの短関節筋のセンサーが

働かなくなってる。

だから、段々背中が曲がっても気づかず、

気づいた時にはかなり曲がってるんだよね。



中学生も姿勢は悪いけど、踵や肩など

身体のいろんなところのセンサーも弱くなってる?



それとも、使わないところが増えてきてるから

脳がその部位があると思わなくなってる?




学生は高齢者より退化してる。床に座らせて話をしようもんなら、

体操座りができない → 赤ちゃんのお座り

→ 後に手をつく → 寝ころぶ



ほんとに抗重力できてない。

発発で運動学習しかない!って思ってる。






う~~~ん。
面白い!



「気をつけ」で立った時に踵がくっつかない。

「踵をつけて」といっても自分のことだと思ってない。

「足を見てごらん」と云われて、足元を見て、

初めて踵がついてないことがわかる。




ここには二つの問題が考えられるよね?

①立った時に『踵がつかない』という問題。
②立った時に『踵がついていないということに気づいていない』という問題。


①に関しては、X脚が考えられるよね?
骨格上、しかたない。
でも、まだまだ成長段階の中学生だから、骨格の問題だとしても
股関節の動きをよくして、きちんと立てるようにするだけで
トラブルにはつながらない可能性あり。

ワタナベのクライアントには、5横指のX脚(内踝の間が5㎝くらいあいている)
で股関節の柔軟性と胸椎の柔軟性を出して、骨盤前傾を引き出したら、
トラブルが無くなった、インターハイ入賞レベルの長距離選手がいる。



②に関しては・・・経験不足が考えれれるよね?



授業をしていて感じるのは、生徒が自分のカラダが

どうなっているのかを感じる力が低い?弱い?こと。





今の子供たちは、自分のからだを感じる経験が圧倒的にすくない。


ほら、私たちの子供の頃って、姿勢がわるいと、背中に30㎝物差しとか
突っ込まれてたじゃない?
あれって、30㎝物差しというそれこそ物差しになるものが背中にはいるから
自分の背骨の状態がわかる。

でも、今は、そんなことすると違う意味で大変なことになりそうだ!!

お~。。
そういう意味では、ストレッチポールに寝るだけで、自分のからだを感じる経験
ができるってわけだ!




学生は高齢者より退化してる。床に座らせて話をしようもんなら、

体操座りができない → 赤ちゃんのお座り

→ 後に手をつく → 寝ころぶ

ほんとに抗重力できてない。

発発で運動学習しかない!って思ってる。




うん。

高齢者は経験がある。
だから、その経験を思い出させてあげればいい。
でも、子どもたちは、その経験の記憶すらない場合がある。
だから、再学習というより、学習なのかもしれないね?

どんなことでも、学ぶのに遅すぎるはないと思っているから。
私たち大人が、子供たちに与えてあげられるもの・・・・
きっとそれって教育だけだと思う。

で、教育はお勉強だけじゃない。
一生困らない、体の使い方の教育。

これ、やりたいよね?




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