『ディープスマート』
という言葉を知りました。
『個人の直接の経験に立脚し、暗黙の知恵に基づく洞察を生み出し、
その人の信念と社会的影響により形作られる強力な専門知識で
数ある知識の中でもっとも深い知恵』
だそうです。
その、ディープスマート を共有することが
その集団の成長を加速させる・・・。
というわけで、ディープスマートの共有にチャレンジ!です。
ワタナベは立場上、現場でご活躍の運動指導者の方から
現場での疑問・質問を受けることが多々あります。
そんな現場の先生方とのやり取りを了承を得て一部公開。
中学校の校長先生・体育の先生から聞いた話。
「気をつけ」で立った時に踵がくっつかない。
「踵をつけて」といっても自分のことだと思ってない。
「足を見てごらん」と云われて、足元を見て、
初めて踵がついてないことがわかる。
授業をしていて感じるのは、生徒が自分のカラダが
どうなっているのかを感じる力が低い?弱い?こと。
踵だけじゃなく、肩関節屈曲して、
肘が曲がっていることがわからないなどなど。
なおみちゃんの発発ネタに出てくる90歳のおばあちゃんの話あるよね。
高齢者は姿勢の変化により、背骨周りの短関節筋のセンサーが
働かなくなってる。
だから、段々背中が曲がっても気づかず、
気づいた時にはかなり曲がってるんだよね。
中学生も姿勢は悪いけど、踵や肩など
身体のいろんなところのセンサーも弱くなってる?
それとも、使わないところが増えてきてるから
脳がその部位があると思わなくなってる?
中学生は高齢者より退化してる。床に座らせて話をしようもんなら、
体操座りができない → 赤ちゃんのお座り
→ 後に手をつく → 寝ころぶ
ほんとに抗重力できてない。
発発で運動学習しかない!って思ってる。
う~~~ん。
面白い!
「気をつけ」で立った時に踵がくっつかない。
「踵をつけて」といっても自分のことだと思ってない。
「足を見てごらん」と云われて、足元を見て、
初めて踵がついてないことがわかる。
ここには二つの問題が考えられるよね?
①立った時に『踵がつかない』という問題。
②立った時に『踵がついていないということに気づいていない』という問題。
①に関しては、X脚が考えられるよね?
骨格上、しかたない。
でも、まだまだ成長段階の中学生だから、骨格の問題だとしても
股関節の動きをよくして、きちんと立てるようにするだけで
トラブルにはつながらない可能性あり。
ワタナベのクライアントには、5横指のX脚(内踝の間が5㎝くらいあいている)
で股関節の柔軟性と胸椎の柔軟性を出して、骨盤前傾を引き出したら、
トラブルが無くなった、インターハイ入賞レベルの長距離選手がいる。
②に関しては・・・経験不足が考えれれるよね?
授業をしていて感じるのは、生徒が自分のカラダが
どうなっているのかを感じる力が低い?弱い?こと。
今の子供たちは、自分のからだを感じる経験が圧倒的にすくない。
ほら、私たちの子供の頃って、姿勢がわるいと、背中に30㎝物差しとか
突っ込まれてたじゃない?
あれって、30㎝物差しというそれこそ物差しになるものが背中にはいるから
自分の背骨の状態がわかる。
でも、今は、そんなことすると違う意味で大変なことになりそうだ!!
お~。。
そういう意味では、ストレッチポールに寝るだけで、自分のからだを感じる経験
ができるってわけだ!
中学生は高齢者より退化してる。床に座らせて話をしようもんなら、
体操座りができない → 赤ちゃんのお座り
→ 後に手をつく → 寝ころぶ
ほんとに抗重力できてない。
発発で運動学習しかない!って思ってる。
うん。
高齢者は経験がある。
だから、その経験を思い出させてあげればいい。
でも、子どもたちは、その経験の記憶すらない場合がある。
だから、再学習というより、学習なのかもしれないね?
どんなことでも、学ぶのに遅すぎるはないと思っているから。
私たち大人が、子供たちに与えてあげられるもの・・・・
きっとそれって教育だけだと思う。
で、教育はお勉強だけじゃない。
一生困らない、体の使い方の教育。
これ、やりたいよね?
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