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2009年6月22日月曜日

『勝ち』から学ぶこと 『負け』から学ぶこと

      『勝ってから学ぶことのほうが重い』




春高バレーで日本一になった後の監督の名言です。



監督とワタナベとのパートナーシップはかれこれ10年になります。
この10年。そばで見ていたワタナベが感じてたこと、それは

     『監督のバレーボール哲学』

みたいなものを確立してきたということ。


そして、3月の春高優勝はその『バレーボール哲学』がある程度確立できたから
達成することができたのだと思います。




ワタナベ自身、アスリートでした。
でも、ワタナベは1.5流のアスリート、1流にはなれませんでした。

だからこそ、1流と1.5流の間にある大きな隙間を肌で感じました。


そのワタナベの確信。

『負け』にはそのパターンがあるように
『勝ち』には原理原則があるように思います。


もちろん、方法は沢山あるけど、

      『勝つこと』 
      『勝ち続けること』

には原理原則は共通のものがあるような気がしてます。
  






6月20・21日、沖縄県の宮古島で九州大会が行われました。

全国チャンピオンとして望む、九州大会。
もちろん、優勝を狙って臨みました。

でも、結果は・・・・


決勝トーナメント2回戦敗退。


ここで見えたものは改善テーマばかりでした。

 



ワタナベの改善テーマ。


宮古島は非常に暑く、熱中症で倒れる選手も出ました。
そんな中、暑さ対策は万全でした。


給水もいつものものと変え、ミネラル類の補給を積極的に行いました。
アルコールの気化作用を利用して、皮膚温を下げました。
ベンチには冷たいおしぼりを準備して、からだを冷やしながら行いました。


でも、それは、 

        『平常』 

からかけ離れています。

万全の暑さ対策は、逆に選手に 
 
        『異常に暑い』 

ということを印象付けることになったのかもしれません。



『勝ち』から学ぶことは、哲学や原理原則。
『負け』から学ぶことは、改善テーマ。


なのでしょうね?



それを肌で感じた監督は


       『勝ちから学ぶことのほうが重い』


そう表現したのだと思いました。



さあ、インターハイまであと一か月。
万全の暑さ対策を日常のものにして臨みます。

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