トレーニングメニュー希望のみなさまへ

コーチングクリニック連載中のトレーニングメニューをご希望の方は
http://www.be-ing.net/contact/のお問い合わせフォーム
から
【トレーニング希望】と明記の上、 ご請求下さい。
おってこちらからトレーニングプリントをお送りします。


2009年10月16日金曜日

裸足がいいわけ

キッズトレーナーjの TAKU ちゃんがブログで

裸足の大切さを書いていたので、便乗して





なぜ、裸足がいいのか????





キッズトレーナーTAKUのブログ







なぜ、裸足がいいのか?

そのまえに、履物の歴史を調べてみました。



世界最古の履物は、今からやく5000年前。
エジプトで履かれたサンダル。

王族や僧侶、戦士など特権階級の人だけが履いていました。





日本の最古の履物は、弥生時代の 【田下駄】

履物ではなく、
田んぼや畑をならす、足で使う道具として使われたもの。


そして江戸時代。
畳の普及に伴って、下駄が普及したといわれています。



でも、それは、お江戸という都会だけ。
田舎にまで浸透したのは、明治あたり。



そう、日本人はつい最近まで、履物を履くという習慣を
持っていませんでした。






私たちの足の進化は、人類誕生以来、裸足で歩くことで
創られてきたのです。




歩き始めの子どもをみてみると、
ワイドベースといって、両足を開き、両手でバランスをとり
踵から接地するのではなく、つま先から接地するように歩きます。



これは、下肢の筋肉のほとんどが、歩くことではなく、
立つこと、安定することに使われるからです。



このとき、足の指はかなり広がり、地面をとらえます。



この際、脚の形にフィットした靴をはいていると、
指の広がりに対応できなくなります。




そもそも、足は、手と同じ働きをしていました。
なので、私たちの足には、



『握る』



という機能がまだ残っています。




生後1~2か月の赤ちゃんは、手のひらに指などを置くと
それをギュッと握る 『把握反射』 というのがあります。


足にも同様に、足の指の付け根に指をあてると
それをギュッと握ります。


この反射が消えるまで、赤ちゃんはハイハイができません。



これは、猿の頃、木やお母さんのしがみつくためのなごり。




そもそも足の指は、自在に動かすことができるだけの機能を
持ち合わせているのです。




そしてその機能は、『歩く』 だけではなく、脳の発達にも
大きく影響をします。




足の裏は、単に体重を支える機関ではなく、
触覚・圧覚などを感じる、重要な感覚器官でもあります。



足の裏からの様々な感覚が、感覚神経を介して大脳に伝わり
大脳皮質の体性感覚野を発達させます。



私たち人間が、2本の足で立ち、歩くとき、唯一地球に接している
場所、その場所の感覚を促すことは、すべての運動の発達にも
大きく関与します。



足の裏は、いろんなことを感じています。




アスファルトの冷たさ。
土の温かさ。
草の柔らかさ。




そのたくさんの感覚が、私たちの感性や運動能力を磨くことは
言うまでもありません。




まして、脚のアーチ構造(土ふまず) が未発達で
おとなのように、足のあおり機構を使って歩くことができない子どもたちは、
足の指がしっかりと広がり、しっかりと地面を感じ、
しっかり大地を把持できる状態でないと、スムーズに歩くことができません。





さあ、遊ぶ前に、靴を脱ぎませんか?





足の裏が、地球をしかり感じ取れるように・・・・・。





キッズトレーナーTAKUのブログ

3 件のコメント:

TAKU さんのコメント...

なおみさん

何から何までありがとうございます。(笑)
僕のブログの方でも「裸足がいいわけ」の記事を紹介さしてもらいましたよ。

なんか、めっちゃありがたいですわ。
この形!!

またお願いしま~す。(笑)

匿名 さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
渡辺なおみ さんのコメント...

TAKUちゃん


餅は餅屋だに~。


猛さん(旭化成の監督)が言ってた。


最近は靴の機能が良くなりすぎて
選手の足の機能が低下している。

って。


子どもたちに
持ってるからだの機能、
全部使える準備をしてあげたいね?