明日、宮崎で仲間内の勉強会をします。
テーマは
『脳のお話』
ちょっと、頭の中で、内容を整理していて思い出したことがあります。
脳卒中で片麻痺になった患者さん、
左脳にある、運動性言語中枢(ブローカー中枢)を損傷しており、
言語理解はできる者の、言葉を発することができません。
前職はお寺の住職。
職業がらか、座位姿勢とかはとてもきれいで、
体幹にも麻痺があるのに、
座位は非常に安定している方でした。
『座位の安定は、職業としてきれいに座る必要があり
その経験を体が覚えているからだ!』
と推測したワタナベは、
『言語も同じなんじゃないか????』
という仮説を立ててみたわけです。
で、奥様にお願いをして、経典を持ってきてもらい。
リハビリ中に手渡すと、
すかさず、背筋を伸ばし、深い声で、お経を唱えはじめました。
言語中枢が機能していないので、言葉は出ないはずでした。
発語はできないはずでした。
それなのに、複雑なお経の言葉がスラスラと出てきます。
『筋肉そのものが記憶しているんじゃないか?』
そう思いました。
毎日、毎日、何万回も唱えたであろうお経。
何万回もの経験が、脳だけじゃなく、筋肉そのものにも
記憶されていて、筋肉は脳に指示されなくても
自発的に動くこともできるんじゃないか?
そう思いました。
私たちのからだの1つ1つの細胞は、
本来1つでも生きていける力を持ってて、
その細胞が60兆個集まっている私たちのからだは
きっと、私たちが思っているよりも多くの可能性を
秘めているのだとおもいます。
ヒトのカラダはひとりひとり違います。でも、その機能には共通の原理原則が隠れていると思います。 カラダの使い方も、ココロの働きも、成長のパターンも・・・。 そんなヒトのカラダとココロの原理原則をひも解きたい・・・そんな私のココロにうつりゆく事柄を徒然なるままにつづってみたいと思います。
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2009年12月14日月曜日
からだの可能性
朝礼仲間のおくちゃんが主催したセミナーに
参加くださった理学療法士さんの言葉。
『患者さん自身で「よくなろう」と思っていただくこと、
セルフコンディショニングの意識が大切だと感じている。』
ワタナベも同感です。
そのために、私たちPTにできること・・・・・・。
それは、自分のからだに希望を持ってもらうことなのではないか?
それが、セルフコンディショニングにつながるのではないか?
そう思います。
私たち理学療法士にとって、リハビリの過程は、
『できないことができるようになる過程』です。
でも、それは患者さんの視点に立つと、
『出来てたことが出来なくなったことを確認する過程』
でもあると思います。
私たちはまだ、
当り前にできてたことが急に出来なくなった経験を持ちません。
だから、よくわからないんです。
ある日突然、思いのままに動かなくなったからだを抱える
本当の気持ちが・・・・。
ワタナベはマラソン選手でした。
でも、故障をしたり、心が折れたりして、
思うように走れなくなりました。
なので、マラソン選手を辞めました。
脳卒中で片まひになった患者さんは、
思うようにからだを動かすことができなくなります。
だからと言って人生をやめるわけにはいきません。
そんな人たちに、私たちができること・・・・・。
それは、からだの可能性を見出し、
今のからだに希望をもってもらうこと。
そう、ワタナベは考えます。
私たち人間は、脳が未成熟のまま生まれてきます。
生まれてから、自分のからだを使って動くことで
脳を発達させていきます。
そうやって、一つ一つ、運動を学習していきます。
そう、
歩けるようになる前、
話せるようになる前の私たちの脳は
その機能を持ち合わせていません。
歩けるようになる。
話せるようになる。
遺伝子に組み込まれたステップを踏んで
脳を発達させ、運動を身につけていきます。
だったら、その過程をやり直せばいい。
もともと、脳は未成熟のまま生まれてきたのだから
どこかの機能が損傷してても、
また、未成熟の段階からやりなおしたらいい。
そうしたらきっと。
今のからだが一番動きやすい動き方を
ヒトは学習するはず・・・・。
ヒトのからだはそれくらい、
可能性に満ちたものだと、
ワタナベは信じて疑わないのです。
だって、私たちは、何億年もかけて、私たちのからだを
創り上げてきたのだから・・・・。
参加くださった理学療法士さんの言葉。
『患者さん自身で「よくなろう」と思っていただくこと、
セルフコンディショニングの意識が大切だと感じている。』
ワタナベも同感です。
そのために、私たちPTにできること・・・・・・。
それは、自分のからだに希望を持ってもらうことなのではないか?
それが、セルフコンディショニングにつながるのではないか?
そう思います。
私たち理学療法士にとって、リハビリの過程は、
『できないことができるようになる過程』です。
でも、それは患者さんの視点に立つと、
『出来てたことが出来なくなったことを確認する過程』
でもあると思います。
私たちはまだ、
当り前にできてたことが急に出来なくなった経験を持ちません。
だから、よくわからないんです。
ある日突然、思いのままに動かなくなったからだを抱える
本当の気持ちが・・・・。
ワタナベはマラソン選手でした。
でも、故障をしたり、心が折れたりして、
思うように走れなくなりました。
なので、マラソン選手を辞めました。
脳卒中で片まひになった患者さんは、
思うようにからだを動かすことができなくなります。
だからと言って人生をやめるわけにはいきません。
そんな人たちに、私たちができること・・・・・。
それは、からだの可能性を見出し、
今のからだに希望をもってもらうこと。
そう、ワタナベは考えます。
私たち人間は、脳が未成熟のまま生まれてきます。
生まれてから、自分のからだを使って動くことで
脳を発達させていきます。
そうやって、一つ一つ、運動を学習していきます。
そう、
歩けるようになる前、
話せるようになる前の私たちの脳は
その機能を持ち合わせていません。
歩けるようになる。
話せるようになる。
遺伝子に組み込まれたステップを踏んで
脳を発達させ、運動を身につけていきます。
だったら、その過程をやり直せばいい。
もともと、脳は未成熟のまま生まれてきたのだから
どこかの機能が損傷してても、
また、未成熟の段階からやりなおしたらいい。
そうしたらきっと。
今のからだが一番動きやすい動き方を
ヒトは学習するはず・・・・。
ヒトのからだはそれくらい、
可能性に満ちたものだと、
ワタナベは信じて疑わないのです。
だって、私たちは、何億年もかけて、私たちのからだを
創り上げてきたのだから・・・・。
2009年12月13日日曜日
2009年12月12日土曜日
発・発やります
みなさま。。。。。
ワタナベ 発・発こと、
【発育発達からひもとくコア】
をやります。
【発育発達からひもとくコア】は私にとって子どもみたいなもの。
今、このセミナーは全国で 発・発講師 の先生方に
開催していただいています。
なので、ワタナベがやるのは、ほんとに久しぶり・・・・。
みなさまへのワタナベからのクリスマスプレゼントです。
【日 時】 12月23日(日) 9:30~16:30 (9:15受付開始)
【場 所】 ルネサンス宮崎 1F
【主 催】 リレーション・ポッシブル
【受講料】
■JCCA会員 13,650円
■非会員・一般 18,900円
【申込方法】
■指名
■職業
■連絡先
■受講動機
を明記の上、condition@be-ing.net までおねがいします。
おってこちらから申込フォーマットをおおくりします。
ワタナベ 発・発こと、
【発育発達からひもとくコア】
をやります。
【発育発達からひもとくコア】は私にとって子どもみたいなもの。
今、このセミナーは全国で 発・発講師 の先生方に
開催していただいています。
なので、ワタナベがやるのは、ほんとに久しぶり・・・・。
みなさまへのワタナベからのクリスマスプレゼントです。
【日 時】 12月23日(日) 9:30~16:30 (9:15受付開始)
【場 所】 ルネサンス宮崎 1F
【主 催】 リレーション・ポッシブル
【受講料】
■JCCA会員 13,650円
■非会員・一般 18,900円
【申込方法】
■指名
■職業
■連絡先
■受講動機
を明記の上、condition@be-ing.net までおねがいします。
おってこちらから申込フォーマットをおおくりします。
2009年12月3日木曜日
2009年11月8日日曜日
『あぶない』ってどういうこと?

この写真を見て
『あぶな~い!』
そう思いましたか?
それとも
『すっげ~!!』
そう思いましたか?
ワタナベは、もちろん後者。
『すっげ~!!』
この子たちは、みていると、危なげなく、遊具を登っていき
危なげなく、立ちます。
ここで少し、
『あぶない』
ということを、考えてみたいと思います。
さて、質問です。
一度も転ばずに、歩けるようになった人はいますか?
一度も転ばずに、自転車に乗れるようになった人はいますか?
私たちが何らかの運動スキルを習得するとき
必ず、失敗の経験をします。
それは、 “転倒” だったり “転落” だったり・・・。
失敗と成功を繰り返しながら、運動スキルを習得していきます。
では、もうひとつ質問です。
今、歩いていて、『あっ、あぶね!』 って転びそうになったのを
回避したことがある人。
今、自転車に乗ってて、『あっ、あぶな!』 って倒れそうになるのを
回避したことがある人。
そうです、今、私たちは、
『あ、、あぶない!』
が分かるから、転ばないし、倒れない。
私たちのからだのなかには、
【運動制御】
【姿勢制御】
といって、
運動をしたり、姿勢を保ったりするときに
からだの安定性を保つための機能が備わっています。
【姿勢制御】
を使って、運動中に姿勢が崩れないように調整します。
【運動制御】
を使って、もし倒れても、怪我のないように倒れ方を調整します。
でもそれは、
何回も、何回も、失敗と成功を体験する中で身につける機能です。
上記の写真の男の子。
彼のからだのなかには、
あの高いところで、
2本のパイプの上に立って
姿勢を安定させるためのプログラムが
しっかり出来上がっています。
だから、彼は、
どうすれば、倒れて
どうすれば、倒れないか
を知っています
そう、一番 『あぶない』 のは
『あっ、あぶない!』がわからないこと・・・。
あぶない経験をしていないことです。
もちろん、いきなり、高い所に立つことが
『あぶない経験』ではありません。
いろいろな環境で、
立位バランスを安定させる
そんな多様な経験が、
どんな環境でも、
周りに流されることなく
自分の “できること” と “できないこと” をしかりと認識し
自分の能力の最大限を発揮できる力を身につけることに
繋がるのだと思います。
こうやって、遊びの中で、今の自分のからだの限界を知る。
そのことが、子どもたちに
何が危なくて
何が危なくないのか
を知る経験につながるとおもいます。
ちなみに別の男の子がジャングルジムの上に登っていました。
『そこから飛べる?』
と聞くと、
『ぼくはまだ、2段目からしか飛べないから、ここからじゃあぶないとよ』
って。。。。
あっぱれ!
自分の力を知っている。
きっと、この子たちは、
どのくらいで殴ったら、怪我をして
どのくらいで殴ったら、怪我をしないか
そんなことも自然とみにつけていくんだろうな?
巷では
『いまどきの子どもは・・・・・』
そう危惧していけど
もっと、自然に、子どもたちの力を信じて
のびのびと活動させることがたいせつなんじゃないかな?
結局、
『いまどきのこどもは・・・・・』
そう危惧したくなる子どもに育てているのは
私たち大人なんだから・・・・。
2009年11月6日金曜日
今更ながら『左回り』に乱入
なんだか最近、このパターンが多いんだけど・・・・。
キッズトレーナーTAKUちゃんのブログ
『左回り』に、ご要望にお応えして、
今更ながら・・・・・・乱入。
私たち人間に、生まれてから死ぬまで
24時間、365日かかり続ける力・・・・
それが、重力と自転。
日本でいう台風は、南半球では『サイクロン』
北半球では『ハリケーン』とよばれています。
『サイクロン』と『ハリケーン』の違いは
“右回り”か“左回り”か?です。
南半球のサイクロンは『右回り』
北半球のハリケーンは『左回り』
もちろん北半球にある日本での台風も『左回り』
なぜ、同じ、亜熱帯低気圧の回旋方向が違うのか?
それは、地球の自転の影響です。
この自転。
もちろん、台風だけでなく、私たち人間の体にも影響を与えています。
北半球に住む人の脊柱は、左回旋が圧倒的に多いそうです。
骨盤も左回旋が多い。
それに対し、北半球の人の脊柱は、右回旋が多い。
もちろん骨盤も右回旋。
ちなみに、朝顔などのつる状の植物。
北半球ではつるが左まきにまきますが、
南半球では右まきにつるがまきます。
どうも、私たちのからだは、地球の自転の影響を
想像以上に受けているようです。
しょせん、私たち人間は、
どんなに遺伝子を解明しても、
命一つ、創りだすことはできません。
結局、この大きな宇宙に生かされているわけで・・・・・
となると、私たちのからだが自転の影響を受けていることなど
当たり前なのかもしれません。。。。
ということは。。。。
南半球で鬼ごっこをしたら、みんな右回りに逃げるのかな???
キッズトレーナーTAKUちゃんのブログ
『左回り』に、ご要望にお応えして、
今更ながら・・・・・・乱入。
私たち人間に、生まれてから死ぬまで
24時間、365日かかり続ける力・・・・
それが、重力と自転。
日本でいう台風は、南半球では『サイクロン』
北半球では『ハリケーン』とよばれています。
『サイクロン』と『ハリケーン』の違いは
“右回り”か“左回り”か?です。
南半球のサイクロンは『右回り』
北半球のハリケーンは『左回り』
もちろん北半球にある日本での台風も『左回り』
なぜ、同じ、亜熱帯低気圧の回旋方向が違うのか?
それは、地球の自転の影響です。
この自転。
もちろん、台風だけでなく、私たち人間の体にも影響を与えています。
北半球に住む人の脊柱は、左回旋が圧倒的に多いそうです。
骨盤も左回旋が多い。
それに対し、北半球の人の脊柱は、右回旋が多い。
もちろん骨盤も右回旋。
ちなみに、朝顔などのつる状の植物。
北半球ではつるが左まきにまきますが、
南半球では右まきにつるがまきます。
どうも、私たちのからだは、地球の自転の影響を
想像以上に受けているようです。
しょせん、私たち人間は、
どんなに遺伝子を解明しても、
命一つ、創りだすことはできません。
結局、この大きな宇宙に生かされているわけで・・・・・
となると、私たちのからだが自転の影響を受けていることなど
当たり前なのかもしれません。。。。
ということは。。。。
南半球で鬼ごっこをしたら、みんな右回りに逃げるのかな???
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